2月11日は建国記念の日

天気予報では、寒波のため平地でも30センチの積雪。

との予報でしたが

雲の合間から青い空の見える北陸の冬としては穏やかな一日となりました。

 

「今日の休日はなんの日?」

「建国記念日や」

の会話が聞こえてきます。

 

実は正確にいうと「建国記念の日」

 

所で、この建国記念の日に関する記述がなにか書いていないかと

某地方新聞を眺めてみました。

 

それらしき記述は2ヶ所

4コマ漫画に「初代天皇に神武天皇が即位された日で、、、、」

また、読者投稿欄に「2月11日の儀式は緊張」

 

戦前は、神武天皇が紀元前660年1月1日に初代天皇に即位された日を

新暦に換算して2月11日を紀元節としていました。

戦後になっていったん廃止されていましたが、

昭和41年(1966年)に「建国をしのび、国を愛する気持ちを養う日」

として復活したのです。

その時のいろんな議論の中で

「神武天皇」の存在を明らかにする歴史的証拠がないとの学者の見解や

野党の反対もあり、「建国記念の日」となりました。

 

私は戦後の日本で生まれ育った人間です。

戦争を体験された方達から、

いかに悲惨なものであったかをじかに聞いて育ちました。

 

如何なる理由があろうとも戦争には反対します。

 

しかし、自分の生まれ育った国を愛する気持ちをしっかり持つ事は

とても大切な事だと考えています。

そんな事を考える大事な一日としたいと思っています。